社労士試験の勉強をしていると、
「この進め方で合っているのか分からない」と感じることが多いと思います。
勉強時間は取っているのに、
科目が多くて整理できない。
少し前に覚えたことも、気づくと抜けている。
1年間勉強してみて感じたのは、
社労士試験は頑張り続ける試験というより、時間の使い方とスケジュール管理が重要な試験だということでした。
この記事では、
僕が前年の7月から勉強を始めて、翌年の8月に社労士試験に合格するまで、
実際に行った勉強スケジュールと勉強時間を科目別にまとめています。
特に「どこに時間をかけ、どこを割り切ったか」を中心に、
初学者が迷いやすいポイントを実体験ベースで解説します。
これから社労士試験の勉強を始める方や、
今まさに迷っている方の参考になれば嬉しいです。
社労士試験|労働基準法の勉強方法【最初に時間をかけた理由】
労働基準法は、僕が一番最初に取り組んだ科目です。
みなさん、だいたいそうだと思います。
勉強開始当初は時間的に余裕があったので、
「後半を少しでも楽にするために、最初にしっかりやっておこう」
という考えで進めました。
労働基準法は、
• 覚える量が多い
• 数字や例外規定が多い
• 他の労働科目ともつながりが強い
という特徴があります。
ここを中途半端にすると、
直前期にかなり苦しくなります。
「まだ時間があるから大丈夫」と思うより、
余裕がある時期に、ある程度詰めておいた方が結果的に楽でした。
労働基準法|勉強した時期
• 7月〜8月中旬:集中的に学習
• 9月(安衛法終了後)〜労災開始まで:再度しっかり復習
内容的にもイメージしやすく、
勉強していて比較的楽しい科目だった印象です。
労働基準法の総勉強時間は176時間。
雇用法の次に時間をかけた科目です。
安衛法は暗記科目|モチベーションが下がった時の考え方
労働安全衛生法(安衛法)は、社労士試験の労働科目の中でも、いわゆる暗記科目です。
労基法と比べると、
普段の生活と結びつきにくい内容も多く、
ここで一気に勉強がつまらなくなる人もいると思います。
ただ、安衛法は
時間に余裕がある時期に一気に覚えてしまえば、直前期まで寝かせて大丈夫です。
理論で理解するというよりは、ひたすら暗記なので、思い出すのも容易いんですね。
安衛法|勉強した時期
• 8月のお盆期間〜8月末:集中的に暗記
• 9月下旬(労災のテキストが届くまで)
→ 労基法の気分転換として、数字を中心に復習
それ以降は、
直前期(5月頃)まで、ほとんど勉強していません。
点数配分を考えても、
ここで時間を使いすぎない、という割り切りは大事だと思います。
安衛法の総勉強時間は104時間。
序盤から勉強していた科目の割に、3番目に少ない科目です。
労災法は深入りしない|スケジュールに余裕がある時期の使い方
労災保険法に取り組んだ時期も、
まだ全体のスケジュールには余裕がありました。
ただ、この後に控えている雇用保険法が重たいため、
労災は20日前後で一通り仕上げました。
労災法|勉強した時期
• 9月末〜10月中旬
労災法は、
理解したつもりでも本試験では外れることがあり、
かなり水物な科目だと感じています。
力を入れすぎない、割り切りも必要だと思います。
労災法の総勉強時間は140時間です
雇用保険法は苦手から得意へ|時間をかけて理解した理由
雇用保険法は、
正直、最初かなり苦戦しました。
制度が複雑で、数字や要件も多く、
ごちゃごちゃになりやすい科目です。
ただ、雇用保険法は
時間をかければ、その分ちゃんと伸びる科目でもあります。
時間をかけて整理していくうちに、
最終的には得意科目になりました。
模擬試験でも安定して高得点を取れましたし、
R7年の雇用保険法は、
択一式で救済もあったのですが、
時間をかけて学習したことで、8点を獲得することが出来ました。
雇用保険法|勉強した時期
• 10月中旬〜11月下旬
この科目だけは、
短期間で終わらせようとしない方がいいと思います。
雇用保険法の総勉強時間は183時間。
1番時間をかけた科目です。
社労士試験|労働科目の勉強時間と優先順位まとめ
雇用保険法まで終わりました。
ここで一度全体感を見やすくするために、
労働科目について、勉強時間と優先順位を一度整理します。
| 科目 | 勉強時間 | 優先度 | 勉強スタンス・補足 |
|---|---|---|---|
| 労働基準法 | 176時間 | 高 | 最初に時間をかけて 基礎固め |
| 労働安全衛生法 | 104時間 | 低 | 暗記中心。 直前期に再度復習 |
| 労災保険法 | 140時間 | 中 | 水物科目。深追いしすぎず全体バランス重視 |
| 雇用保険法 | 183時間 | 最優先 | 丁寧に時間をかける |
| 徴収法 | 92時間 | 低 | 短期集中で割り切り |
| 労働一般常識 | 105時間 | 低 | 重要論点を中心に対応 |
あくまで僕の実体験・感覚値ですが、スケジュール設計の参考にしてください。
続いては、徴収法です!
徴収法は短期集中|優先順位を割り切った勉強法
徴収法は、
やれば点数が伸びやすい一方で、
あまり時間を割きすぎられない科目です。
僕は、
20日前後で一通り終わらせることを目標にしました。
徴収法|勉強した時期
• 12月初旬〜中旬
暗記というよりは、理論的に覚える科目なので、短期間に集中して勉強してください。
徴収法の総勉強時間は92時間で、社会一般常識の次に短い科目です。
労働一般常識はほどほどに|不安を抑えて前に進む
労働一般常識は、間違いなく
範囲が広すぎる科目です。
全部を追いかけるには、圧倒的に時間が足りません。
重要部分を中心に、あとは「ごめんなさい」の精神で進むのが良いかと思います。
この時期は法律部分に絞って勉強しました。
白書・統計は直前期にやればオッケーです。
法律部分も、細かいところまで追いすぎず、ほどほどに。
めっちゃ不安になりますが、割り切らないと進めません。
労一|勉強した時期
• 12月中旬〜年末
内容は面白いので、サクサク進められると思います。
労一の総勉強時間は白書・統計などを含めて105時間です。
社労士試験のチェックポイント|年末年始〜1月|ここで総復習
年末年始から1月にかけては、
これまで勉強した労働科目の総復習に充てました。
この時点で、
労働基準法や安衛法は、
かなり忘れていると思います。
でも、それで問題ありません。
社労士試験の勉強は、
忘れる前提で、何度も触れることが大切だと思っています。
まとめ|労働科目は「早めに仕上げて、直前期を軽くする」
労働科目を通して感じたのは、
• 余裕のある時期からがっつり仕上げる
• 水物な科目は、割り切る
• 忘れてもOK。直前期に取り戻す
この3点が、スケジュール管理の軸になるということです。
次の記事では、
社会保険科目(健康保険法・年金科目)をどう進めたかについて、
同じように実体験ベースでまとめる予定です。
労働科目とあわせて読むことで、
1年間の全体スケジュールがより具体的にイメージできると思います。
最終更新日 2026年1月



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