Vol.5 社会人1年目の話【人間関係編】

社会人1年目の話 30代男子の人生経験

※この記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは!今回は第5回目になります。

今回は、「社会人1年目の話」といったテーマに書きたいと思います。

結論からいうと、僕の社会人1年目は最悪でした。

本当に職場の人間関係が破綻していたんですよね。

現在、職場の人間関係に悩んでいる人に対して、僕の体験談を交えて何か少しでも勇気づけられたりしたら幸いです。

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近畿支社配属前

僕は4月に入社する前から近畿支社に配属されるのが決まっていました。

ただ、すぐに近畿にというわけでもなく、5月の中旬まで本社のある東京で研修を受けていました。

研修自体は本当に学校みたいで楽しかったんですよ!

1ヶ月はホテル暮らしだったんですけど、終業後に同期の家に行ったり、ビアガーデンにも行ったりで。

社会人生活楽しいな!って思ったのも束の間、、、近畿支社に配属されてからが最悪でした。

近畿支社配属

近畿支社には大きく2つの営業チームがありました。

分かりやすくいうと「天国チーム」と「地獄チーム」。

僕は、もちろん「地獄チーム」です。

この2つのチームの人間同士は暗黙の了解で、「職場内で話さない」という空気がありました。

今考えてもひどいですね。

最初の一週間でピリついてるな、って感じましたが、

決定的なヤバさを自覚したのが、初週の金曜日に行われた地獄チーム主催の歓迎会でした。

歓迎会というのは、字を読むと「歓迎する会」なのですが、全然違いました。

全然歓迎されていない、、、(笑)

苦痛だな、、、早く帰りたいな、、、と思っていた矢先、

ある管理職の人が、吸っている煙草を先輩の顔につけようとするノリを始めました。

最終的には、いつものノリのような形で、スーツに煙草をつけられていました。

先輩は笑っていましたけど、泣きそうな顔をしていましたね。

僕はというと、同じようにスーツに煙草を付けられそうになったので、睨み返すと1年間無視されるようになりました、、、(笑)

歓迎会が終わってから

先述の通り、その管理職の人から無視され始めました。

挨拶しても返されない。

いつまで挨拶返されないんだろうと思ったら、本当に1年間挨拶返されなかったです。

でも毎朝挨拶していました。

その管理職の人は「地獄チーム」の頭みたいな感じだったので、他の先輩も優しくしてくれなかったですね。

でも飲み会には誘われるんですよ。

それで嫌いな人たちと嫌いなお酒(僕はお酒が飲めない)で、僕の悪口を肴に飲むという、訳の分からない時間を過ごしていました。

なので、仕事中に「飲み行こうか!」の話題になると、顔を下に向けて「誘われませんように…」と祈ったり、トイレに行ったりして、なんとか回避するようにしてました。

一度、「ご飯が家にあるので帰る」って言えば回避できるんじゃね?と思い、「カレーがあるので、すみません大丈夫です!」と断ったら帰れました。

その日のカレーは美味かったな〜

翌日にはネチネチと言われましたけどね。

僕の部署は全国にも有名な最悪な部署だったようです。(会社もそんなとこ新人入れちゃダメだろ)

天国チームとの関係性

そんな状況を見かねてか、「天国チーム」の人からは本当に温かくしてもらえていました。

他の地獄チームの先輩たちよりも断然可愛がってもらえました。

こっそりと飲み会に参加させてもらったり(もちろん平和な)、仕事の悩みを聞いてもらったり。

天国チームの先輩は普通に優しかったです。

特にある人からは本当に良くしてもらいました。

親子ぐらい年齢が離れているのですが、「俺、本当にこんな事せえへんで!」と言いながら、家にもお邪魔させていただきました。

現在

煙草をつけようとしてきた人は2年で転勤しました。

最初の1年間は徹底的に無視され続けたのですが、後半の1年間は割と可愛がられました。

僕が毎朝早くに出勤していたことを気に入ってくれたようで、

「こいつはなぁ、仕事は全然だけど、朝早く来ることを1年間継続したんや。新人は最初は早く出勤するけど、数ヶ月すると全然そんなことなくなる。だから、俺は1年間早く出勤してきたこいつを認める!」

なんて言われたりして。

今では連絡を取りはしないものの、会ったらお話しするような普通の関係性です。

結婚の後押しになるような言葉をくれたのもこの人です。

当時の僕はこの人のことを大嫌いでしたけど、今では別に嫌いでもないです。

もちろん許し難い行為自体は忘れもしないけれども、数年経てばその人自体を憎いとかの感情は薄れてきますね。

僕の場合は完全に消滅しました。

だから、現在職場の人間関係で悩んでいる人も、いつか「ああ、そんなこと昔はあったな」と思えてくれたらいいですね。

最後に

今回は「社会人1年目の話」をテーマに書いてみました。

たまにこの話をすると、友達からは「よく辞めなかったね」と言われます。

僕自身は、「苦労して入った会社を、なんで他人のせいで辞めなきゃいけないんだ」と思っていたので、辞める気はサラサラなかったですね。

仕事をしていると色々な人に出会います。

良い人も悪い人もいますが、ずっと一緒に働くことってないんだなって8年間仕事してきて思いました。

だから、嫌なこともずっとは続かないです。

今回は僕の社会人1年目の話をしましたが、読んでくれた方に少しでもプラスになれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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