こんにちは!今回は第41回目になります!
今回は、「渋沢栄一 論語の読み方」をテーマに書きたいと思います。
渋沢栄一は大河ドラマで吉沢亮さんが演じていましたね。
ご覧になっていた方も多いと思います。
渋沢栄一といえば、論語。
5年ほど前に、当時の支社長からおすすめされたのが、渋沢栄一著の「論語の読み方」でした。
当時、あまり気が進まなかったのでパラパラ読む程度でしたが、大河ブームにあやかり今一度読んでみたら面白かった!
今回はその中から、面白いなと思ったものをいくつか紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
「子曰く、人の己を知らざるを患えず、人を知らざるを患う。」
これは、“自分が他人から認められないとクヨクヨするより、他人の真価を見抜けない自分のことを思い煩う人になりたいものだ”ということらしいです。
個人的に大事だと思うのが、前半部分。
他人から認められなくてもクヨクヨしない、ということ。
認められたくて、”ハッタリをかます”なんてこともした時期がありましたが、実力不足はすぐにバレます。
そして、めちゃくちゃその後恥ずかしい思いをします…。
あえて自己宣伝しなくても、言動を誠実に行えば自然に世間が信用するようになるようです。
なので、変に自分を良く見せたりせず、正直に生きた方がいいですね!
まぁ、今でも僕はカッコつけちゃったりすること多いんですけど…。
「子曰く、その以す所を視、その由るところを観、その安んずる所を察すれば、人焉んぞ廋さんや。人焉んぞ廋さんや。」
これは“第一に外面に現れた行為の善悪正邪をみて、第二にその行動の動機を見極め、第三にその人が何に満足して生きているかを察すれば、その人の真の性質が明らかになる”ということです。
社会人になって、人のことをよく観るようになりました。
うちの会社で、あいさつを物凄く元気にしている人がいます。
でも、その人お偉いさんと有望な若手だけにしかあいさつしていないんですよね。
他の人には全然。
出世していますけど、評判悪いです。
いつかしっぺ返し食らうんじゃないかなぁ、って思っています。
「子曰く、知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず」
これは“知者は正邪を判断できるから迷うことがない、仁者は人間の道を行うから物事に対して憂いがない、勇者は心が大きく強いので、何事に遭遇しても恐れることがない”ということのようです。
ちょっと分かりづらいけど、“頭の良さ”と“優しさ”と“行動力”の人間のバランスシートみたいなところですかね?
みなさんの周りに、“頭の良さ”と“優しさ”と“行動力”の三拍子揃っている方はいますか?
なかなかいないですよね?
たいてい、どれか欠けているようです。
1番近いのは、コナン君ですかね?(笑)
半沢直樹やハーヴィー・スペクター(SUITS)とかも近いかもしれません。
「己の欲せざる所は、人に施すことなかれ。」
これは“自分のして欲しくないことは、人にしてはならない”ということです。
よく聞く言葉ですね。親や先生もよく言っていました。
でも、意外と出来ていないことかと思います。
一つ挙げると、批判。
誰も批判なんてして欲しくないのに、誰かの批判すること多くないですか?
僕もしちゃってますね。反省です。
「堪忍は無事長久の基」
これは“怒りを敵と思え”ということ。
怒りに任せて行動したとき、たいてい後悔することが多いです。
というか、100%後悔していますね。
怒りぶつけてよかった!なんてことはないです。
僕の友達で全く怒らない人がいます。
彼の周りにはトラブルがない。本当にすごい!
とても真似できないけど、少しでも近づきたいものです。
「子曰く、これを知る者は、これを好む者に如かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。」
これは、“知っているということは、好むということに及ばず、好むということは楽しみということに及ばない”ということです。
要は”好きこそ物の上手なれ”ということですね!
そして大事なことは楽しむということ。
僕の好きな言葉に、”努力は夢中に勝てない”という言葉があります。
陸上選手の為末大さんの言葉なんですけど。
夢中になっていれば困難に遭遇しても、なかなか挫折しないと思います。
自分が夢中になれるものを見つけたいですね!
最後に
今回は「論語」について書いてみました。
書いてみて思ったのは、全然実践できていない…。ということです。
偉そうに書いていてすみません、、、
1つでも実践できるよう精進します。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント