こんにちは!今回は第54回目になります!
今回は、「ディズニーCEO」について書きたいと思います。
皆さん、「ディズニーCEOが実践する10の原則」という本をご存知ですか?
ディズニーといえば、誰もが知るファンタジーな夢の世界です。
でも、その裏側ってどんなふうになっているんだろう?と気になりませんか?
この本の著者は、ディズニー前CEOのロバート・アイガーさんです。
彼が「ディズニーCEOになる前まで」と、「CEOになってから」のストーリーが描かれています。
自叙伝ではあるのですが、まるで小説のような面白みがあります。
彼が困難をどう乗り越えてきたのかを、こちらにも緊迫感が伝わるような描写で書かれているんですね。
とっても面白いですし、社会人として勉強になることも多かったです。
今回はこちらの本を紹介したいと思います。
ぜひ、最後までご覧ください!
ロバート・アイガーの人物像
みなさん、ディズニーCEOってどんな人だと想像しますか?
ファンタジーな人?それとも冷酷なビジネスライクな人?
僕の印象は、とってもカッコイイ人!(語彙力がなくすみません、、、)
訳者の関美和さんは、こう評しています。
“理想の上司・理想の部下”
人柄は前向きで誠実。上司に忠実で、自分が失敗したら「自分がやりました」と正直に打ち明ける。責任を誰かに転嫁しない。そして、リーダーになってからは大胆に賭けに出る。過去より未来を見据える。部下への気遣いと卓越した仕事は両立できると信じ、それを実行する。
そんな人です。さすが、訳者であって、表現がうまいですね。
ちなみに、関美和さんは、ファクトフルネスの訳者でもあります。
ロバート・アイガーの経歴
ロバートさんの経歴が面白いんですよ!
初めからディズニーに入社しているのではなくて、初めは全然関係ないテレビスタジオの雑用係なんですね。
そこから、ディズニーCEOになるわけです。
どんなストーリーか気になりませんか?
めちゃくちゃ山あり谷ありです。
テレビスタッフ雑用係から、出世するんですけど、自分の会社が遥かに小さい会社に買収されます。
日本で現実には起こらなかったけど、ライブドアがフジテレビを買収するみたいな感じですかね?
そして、そこでも出世します。
なんだか島耕作みたいな感じですかね?
でも、その会社がまたもや買収されるんです。
それがディズニー!
ディズニー入社は、本当に巡り合わせだったんですね。
そんな人が、CEOをやっているなんて面白いものです。
ファンタジーなアニメーションの裏側では、こんなことが起こってるんだな、と思いました。
ロバート・アイガーに親近感!
人物像のところでも触れましたが、ロバートさんめちゃくちゃカッコイイ人です。
実際にイケメンですしね。
でも、案外普通の人なんじゃないかな、と思います。
この本では、ロバートさんの苦労と葛藤が描かれています。
その一つが、ロバートさんがスティーブジョブズに電話をかけるシーンです。
どんな電話かというと、スティーブジョブズに、ピクサーの買収を持ちかける電話なんですね。
当時、ディズニーとピクサーは犬猿の仲。
ピクサーの買収を持ちかけることは、激怒されても仕方ないことです。
この電話をかけるのに、とても緊張したことが語られています。
こんな描写で語られています。
午前中いっぱい自分の中で勇気を振り絞り、やっと午後イチでスティーブに電話をかけた。スティーブは不在だったので、内心ほっとした。
電話が不在でホッとした経験ありませんか?
社会人なら、みんなあるんじゃないでしょうか?
僕は電話が苦手で、大事な要件を話す時、とっても緊張します。
なんでもないアポイントの電話ですら本当に嫌になります。
こんな巨大企業のCEOだって、緊張で半日も電話がかけられないこともあるんだ!不在でホッとするんだ!と思って、親近感が湧きました。
僕なんかが電話で緊張するのも普通だよな…!って勇気づけられましたね。
まぁ、案件のデカさは文字通り桁違いですが、、、
最後に
今回は「ディズニーCEO」について書いてみました。
いかがだったでしょうか?
自叙伝というのをブログに書くのは難しかったです。
でも、この本、本当に面白いんですよ!
とっても励まされるし、仕事への向き合い方も勉強になります。
興味のある方は、ぜひ手にとって読んでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント