こんにちは!今回は第22回目になります!
今回は、「良い人なのに損する人・得する人」をテーマに書きたいと思います。
何かやっても感謝されなかったり、他人に振り回されたり。
そんな経験ないでしょうか?
反対に、みんなから愛されて、結果的に得をしている人もいますよね?
両者の違いに関係するのが、「GIVE&TAKE」です。
よく耳にする言葉だと思いますが、それに対して深く切り込んだ書籍があります。
タイトル名は「GIVE&TAKE」
三笠書房出版の本で、組織心理学者のアダム・グラントさんという方が書かれました。
個人的に1番のお気に入りの本です。
とても勉強になった本なので、今回紹介しようとブログのテーマにしました。
内容の詳細自体は、是非本を手に取って読んでみてください。
解説ブログにはしません。
自分が感じたこと、思ったことを書きたいと思います。
「GIVE&TAKE」本の内容
本には、人間には3タイプあると書かれています。
- ギバー(人に惜しみなく与える人)
- テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)
- マッチャー(損得のバランスを考える人)
そして、ギバーこそが成功すると書かれています。
要は情けは人のためにならずということです。
結論はシンプル。でも、とっても面白い!
事例を交えながら紹介しているので、飽きずに読めます。
面白いな!と思ったことを少し具体的に紹介します。
テイカーの手がかり
誰がテイカーかなんて、普段過ごしていればなんとなく分かると思います。
あぁ、あの人自分のことしか考えてないなぁ〜とか。
でも、初対面ではなかなか気づかないですよね。
テイカーかもしれない、と気づく手がかりがあれば面白いと思いませんか?
それが、SNSなどのアイコンだそうです。
ナルシスト的な自分の写真を投稿している場合、テイカーの可能性が高いようです。
ほんまかいな!と思いましたが、本当でしたね(笑)
自分の周りにテイカーだと思われる人いますか?
プロフィール写真を是非チェックしてみてください。
テイカーとの付き合い方
テイカーとの付き合い方、本書に色々書かれています。
その一つが、テイカーとの交渉時は誰かの代弁者になって主張することです。
ギバーの罠の1つに臆病であることと書かれています。
自分がギバーか分かりませんが、結構気を遣っちゃうんですよね。
だから、頼まれごともホイホイと受けてしまう。
それで結構後悔している、なんてこと多々ありました。
残業なんかもそうですよね。
でも、子どもが産まれてから、早めに帰ろうと思いました。
妻1人で子育てと家事するのは、大変ですからね。
だから、残業頼まれてもホイホイ受けることは無くなりました。
家族を代表して、なんて大袈裟かもしれないけど、そんな風に考えるようになりましたね。
もちろん必要な時は残業しますよ!
何事もバランスが大事なのかな、と思います。
責任のバイアス
本書で紹介されている責任のバイアスについて。
これは、相手の努力に対して自分の貢献を高く見積もることのようです。
例を出すと夫婦間の家庭内での貢献度。
自分の貢献度は、家庭内で何%くらいでしょうか?
多くのカップルにそれぞれ聞くと合計で100%を上回るようです。
この原因は、「受け取る情報量の差」だと言われています。
自分の努力は全て分かっているが、パートナーの努力は一部しか認識していないからです。
たしかに、いちいち家事の全てを報告しないですもんね。
本書では他人がした貢献に注目すること。
そして、相手がしてくれたことをリストにすることを推奨しています。
ちなみに、家庭内での貢献度何%くらいだと思いますか?
是非、夫婦間で確認してみてください。
合計が100%以下だったら、ステキな夫婦ですね!
最後に
今回は「良い人なのに損する人・得する人」について書いてみました。
今回紹介した内容以外にも素晴らしい内容が書かれています。
とっても勉強になります。
本書には、テイカーと付き合う時はマッチャーになればいい、と書かれていました。
個人的には、この言葉が1番グッときました。
なんか安心しましたね。ずっとギバーじゃなくても良いんだ!と思って。
社会人になって、色々な人と会ってきました。
ギバーもいれば、テイカーもいる。もちろんマッチャーもいる。
良好な人間関係を築く上でとても参考になる本だと思います。
もしよければ読んでみてください。
また、前回「後回し」にしない技術という本も紹介させていただきました。
こちらもあわせてご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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