こんにちは!今回は第32回目になります!
今回は、「池井戸潤おすすめ作品」を書きたいと思います。
池井戸潤さん、みなさんご存知かと思います。
代表作は、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」などなど、テレビドラマでも大ヒットしたものばかり。
それ以外にもたくさん面白い作品があります。
今回は僕のおすすめ作品10冊を、ランキング形式で紹介したいと思います。
今回は第10位〜第6位まで。
それでは早速ご紹介させていただきます。
是非ご覧ください!
池井戸潤おすすめ作品第10位 ようこそ、我が家へ
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相葉雅紀さん主演でテレビドラマ化されていましたね。
本作の主人公は、平凡サラリーマンの倉田太一。
割り込み男に注意したら、ストーカー被害にあってしまいます。
結局、家まで付けられて花壇を荒らされたり、郵便ポストに瀕死の猫を入れられたり。
しまいには、家の中に侵入していたことも明らかに。
相次ぐ執拗な嫌がらせから、日常を取り戻すべく一家で団結してストーカーに対抗します。
また、会社でもトラブルの連続。
出向先で肩身の狭い思いをしながら、不正に立ち向かっていきます。
でも、半沢直樹のように、今回の主人公は強くありません。
弱気なところもあり、強く言い出せないことも。
会社での立ち回りに苦労するところが、なんとも平凡な感じで、それがとても共感できるところでもあります。
一般人の日常が、あるきっかけで崩れていく。
そんなリアリティがあり、また他の池井戸作品同様、痛快な逆転ストーリーです。
池井戸潤おすすめ作品第9位 アキラとあきら
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主人公は山崎瑛と階堂彬。2人のアキラです。
池井戸作品には珍しく幼少期から描かれています。
2人のアキラは共に社長の息子。
しかし、階堂彬は大手海運会社の御曹司ですが、一方山﨑瑛の方は零細工場の息子。
生まれも育ちも違う2人のアキラは、やがて同じ銀行員として出会います。
それぞれの宿命を背負い、運命に抗いながら生きていきます。
本作品の見どころは、後半。
大手海運会社の階堂グループに倒産の危機が訪れます。
最大の試練を2人のアキラが逆境に立ち向かいながら、切り開いていく。
まるで人生の物語を見ているかのような、そんな作品です。
池井戸潤おすすめ作品第8位 オレたち花のバブル組(半沢直樹2)
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言わずと知れた半沢直樹シリーズの第2作品目です。
シリーズ2の本作品は、大人気キャラクターの大和田常務や黒崎検査官が登場します。
物語は、巨大損失を出した伊勢志摩ホテルの立て直しを半沢が命じられることからスタート。
すると、赤字ホテルへ融資を続けた銀行側に疑問を持ち始める。
なぜ、融資を続けるのか?誰が黒幕なのか?
出向先に飛ばされた同期の近藤らと、複雑に絡み合った謎を解いていきます。
池井戸作品の特徴は大逆転劇。
そして、その特徴が色濃く出るのが半沢直樹シリーズです。
特に「オレたち花のバブル組」はその傾向が強く滲み出ています。
社内権力に立ち向かう、痛快な逆転ストーリーです。
池井戸潤おすすめ作品第7位 下町ロケット
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これも人気シリーズの下町ロケットシリーズ。
今回紹介するのは、1作品目の下町ロケットです。
物語の主人公は、佃航平。下町工場の佃製作所の社長です。
下町ロケットという作品名は、下町工場の社長がロケット開発を目指すからなんですね。
実は佃航平は、元々研究者。
ロケット開発に携わっていました。
それが、失敗に終わり責任を取らされる形で辞め、父親の社長業を継ぎました。
一旦は諦めたロケット事業。
でも、ロケット開発の夢は諦められなかった。
そして偶然、巨大企業・帝国重工からロケット開発のチャンスを得る。
夢と現実の間で揺れながら、それでも夢を追いかける。
めちゃくちゃ熱い物語です。
池井戸潤おすすめ作品第6位 鉄の骨
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中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太が主人公です。
物語は、平太が「建設現場」から「大口公共事業の受注部署」へ異動するところから始まります。
異動した先は、“談合課”と呼ばれる部署。
談合を結ばないと生き残れない。しかし、法に反する犯罪行為。
葛藤を抱えながら、でも次第に組織に染まっていく。
そんな平太を、彼女の萌は批判します。
談合という社会問題をテーマに扱うこの作品は、小説を通して、世の中を教えてくれます。
果たして正義とは?何が正しいのか?
あらゆる葛藤を読者である僕らも考えさせられる作品です。
最後に
![池井戸潤の小説を読む人](https://sayu-kana.com/wp-content/uploads/2022/03/76B3E4C1-3299-4572-8154-4BC2D01CBBAA.jpeg)
今回は「池井戸潤おすすめ作品」を書いてみました。
いかがだったでしょうか。
何か面白そうなものがあれば是非読んでみてください。
次回は第5位から第1位まで紹介します。
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