Vol.108 後輩が会社を辞める話

Vol.108 後輩が会社を辞める話 30代男子の人生経験

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こんにちは!今回は第108回目になります!

今回は、「後輩が会社を辞める話」といったテーマで書きたいと思います。

僕は現在、新卒から入った会社で9年目になります。

そして、1つ下の8年目の後輩が会社を辞めることになりました。

今日は、彼についてブログで書きたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください!

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後輩との関係性

後輩との関係性

ずっと同じ支社

彼も僕も、新卒で近畿支社に配属されました。

それ以来、転勤もなく、ずっと同じ場所で働いています。

これが結構珍しい。

他の後輩がどんどん東京などに転勤する中で、気づけば8年間ずっと同じ職場で働いていましたね。

後輩だけど年上

僕は大卒で就職しました。

でも、彼は、浪人して且つ大学院を卒業しているので、歳は2つも上。

年上から敬語を使われるのは、社会人ではあるあるです。

けれども、今でも、ふとした瞬間に違和感があったりします。

同じ部署

そして、同じ部署。

僕が5年目から今の部署に配属されました。

そして、彼と同じ部署に。

しかも、メンバーは彼と僕だけ。もちろん上司はいますけどね。

年次は1つ違いで、入社以来ずっと同じ職場で働いていて、そして唯一の同じ部署のメンバー。

非常に濃い関係性の人間が、今回退職していきます。

僕と後輩との8年間

僕と後輩との8年間

非常に濃い関係性だったのですが、プライベートで遊んだりすることは、ほとんどなかったです。

彼は、僕よりも他の先輩と仲良かったですね。

僕も、別の先輩と仲良かったです。

特に、派閥があったとかではなく、自然とそんな感じ。

一般的には、同じ部署だと、めちゃくちゃ仲良くなるか、険悪になるかのどちらかだと思います。

ましては、メンバー2人の部署。

でも、正直どちらでもなく、「普通」の関係性でした。

不思議ですね。

2人とも、同じ年代の娘が2人いて、家族ぐるみで交流もあってもおかしくないですし。

それでも、この距離感が、僕は心地良かった気がします。

後輩が会社を辞めることを伝えた時

後輩が会社を辞めると伝えた時

実は彼、部署を離れることになっていました。

入社以来、彼は同じ部署に8年間いたのですが、今年の1月をもって部署を離れることになりました。

ずっと異動を希望していた彼。

12月1日に辞令が出た時、彼は非常に喜んでいました。

でも、結局、3月で辞めるんですけどね。

彼が会社を辞めるのを決断したのは、年が明けて、正月だったそうです。

彼は、義理の父の会社に就職します。

正月に、親戚の集まりの場で決心したようです。

僕が、彼から会社を辞めることを聞いたのは、1月6日。

年が明けて、引き継ぎ業務をしながら、「実は、、、」と切り出されました。

もちろん、僕は驚きました。寂しさもあります。

でもね、同時に嬉しかったんですよ。

彼が入社するのは、義理の父の会社。

それも1000人以上いる大企業。

そこに、親族として入社するのは、生半可な覚悟じゃできないはずです。

周りからも好奇な目で見られることは、明白です。

それでも、行った。

仲間が挑戦する姿は、本当に刺激を与えてくれます。

俺も頑張るよ、そういう気持ちにさせてくれました。

後輩への手紙

退職する後輩へ手紙

昨日、2月17日、彼の送別会を行いました。

僕が主催し、プレゼントや寄せ書きの手配、店の準備も、僕が1人でやりました。

僕なりに、彼への感謝を示したつもりです。

そして、彼へ手紙を書きました。

一部、修正していますが、こんな手紙を書きました。

拝啓 退職する後輩へ

退職する後輩へ手紙

あれは、6年前、業者のフットサルに一緒に行った時のこと。

サイゼリヤで、俺が「君の部署に異動になるかもしれない」と言ったとき、君は何て言ったか覚えてる?

首をガックリ下に向け、「女の子がよかった…」と頭を掻きながら呟いたこと、多分一生忘れません(笑)

もっと喜んでもよかったんじゃない?〇〇さんの代わりで行くんだから、、、

まあ、それは冗談だとして、本当に5年間ありがとう。

俺はずっと、君に追いつきたいと思って、仕事していました。

後輩だけど、部署歴では先輩。たくさん勉強させてもらいました。

ここ5年間、一番近くで仕事を見てきたからこそ、一番君の良さを知っているつもりです。

まずは、研究熱心なところ。よく実験してたね。

商品のポテンシャルを引き出す天才か、と思っています。

そして、レスポンスが早くて正確なこと。

君は当たり前だと思っていることも、意外とみんな出来ません。

気づいていない長所だと思うけど、周りは、それに結構助けられています。

こんな素晴らしいところがあるんだから、次のステージでも絶対活躍できるはずだよ!

これからは別の仕事場というのが未だに信じられないけど、本当に頑張って。

心から応援しています。

最後に

後輩が退職する

手紙は、送別会の場で読ませていただきました。

喜んでくれたと思います。

手紙でも書いた通り、僕は本当に心から応援しています。

苦楽を共にした仲間が、活躍するのは本当に嬉しいし、誇らしい。

10年後、お互い成長した姿を見せられるように、僕も頑張りたいと思います。

僕も頑張るから、君も頑張れ。

そして、お互い40歳を超えても、いい顔して会おう。

今まで本当にありがとう。

またね。

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