こんにちは!今回は第25回目になります!
今回は、「SDGsおすすめ本」について書きたいと思います。
SDGsは、最近テレビやCMとかでよく聞く言葉ですね。
何となく知っている方も、多いと思います。
でも、よく分からないという方も多いのでは!
そして、もっと知りたいという人も多いのでは!
今回は僕が読んだ本の中で、SDGsに関するおすすめ本を紹介したいと思います。
それではご紹介させていただきます。
「SDGs入門」
まずは、「SDGs入門」という本を紹介します。
著者は、株式会社日本総合研究所 村上芽さん・渡辺珠子さんです。
日本経済新聞出版社から出版されています。
前回SDGsに関しての解説をしましたが、こちらの本をベースに書きました。
名前の通り、SDGs入門なので初心者向きかなと思います。
けれども内容は充実していて、SDGs概要から具体例までしっかり記述されています。
何か1冊だけ読みたい!
そう思うのでしたら、こちらの本がおすすめです。
文庫本で900円(税抜)なのもいいところですね!
「マンガでわかるSDGs」
次に、「マンガでわかるSDGs」を紹介します。
SDGsビジネス総合研究所から出版されているマンガです。(発行所:PHPエディターズ・グループ)
マンガの主人公は静岡県のお茶メーカーの総務部主任の女性。
社長の命により、SDGsについて学ぶことになります。
本のモデルは、大井川茶園という企業です。実際の話なんですね。
マンガで解説しているので、サクサク読めます。
最低限のところだけでも押さえておきたいという方におすすめです。
「グリーン・ジャイアント」
続いて、「グリーン・ジャイアント」という本です。
文春新書から森川潤さんという方が書かれています。
SDGsというよりは、環境問題に対して更に知識を深めたい方におすすめです。
脱炭素ビジネスについて記述されています。
具体的には、洋上風力発電・電気自動車・ESG投資・水素還元製鉄・太陽光発電・代替肉・植物性ミルク・次世代原発。
全て面白い内容でしたが、1つ紹介すると電気自動車。
現在、テスラの一人勝ち状態です。
テスラの戦略が詳しく記述されています。
また、それに対するトヨタの戦略も記載されてあり、とても面白いです。
更にEV覇権を狙う中国やアップル。
アップルの参入は公式発表されていないものの、EV投入に向けた具体的な取り組みがメディアで報じられているようです。
まさに「走るiPhone」という未来が見え始めた、と記載されています。
これからの自動車業界がどのように変わるのかが楽しみですね。
「地球の未来のため僕が決断したこと」
「地球の未来のため僕が決断したこと」を紹介します。
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー1位の本です。
著者は、あのビル・ゲイツ。早川書房から発行されています。
地球温暖化について書かれた本です。
キーワードは「510億」と「ゼロ」
「510億」は、毎年、世界の大気中に増える温室効果ガスのトン数。
そして、「ゼロ」はこれから目指す数字として書かれています。
本では「何が必要で、何故著者が状況を変えられると信じているのか」を論じ、
具体的・科学的に根拠を持って説明されています。
「ビル・ゲイツって、マイクロソフトの人でしょ」
そんなイメージからガラッと変わると思います。
地球温暖化について詳しく知りたいという方におすすめです。
「人新世の資本論」
最後に「人新世の資本論」を紹介します。
ちょっと変わり種で、人新世の資本論という本を紹介します。
著者は斎藤幸平さんという方で、集英社から発行されています。
この本の面白いところは、SDGsに真っ向と反対していること。
SDGsっていいよね!最高だよね!
このような風潮が世間にあると思いますが、反対側から見た景色を知ることができます。
例えば電気自動車。
電気自動車にはリチウムイオン電池が不可欠なようです。
そして、リチウムイオン電池には「リチウム」というレアメタルが必要のようです。
問題はリチウムの発掘方法。
これには、地下水の吸い上げが必要です。
その量がなんと1秒間に1700L。すごい数字ですね。
要するにSDGsの名目で石油の代わりに別の資源を搾取していることを問題としています。
SDGsは「持続可能な開発目標」で、要は「経済成長」を目的としています。
しかし、筆者の意見は脱成長経済。
斬新な意見でとても面白いです。
SDGsについて、反対側の意見も知りたい!という方におすすめです。
最後に
今回は「SDGsおすすめ本」について書いてみました。
先述しましたが、SDGsを一冊で知りたいという方は、「SDGs入門」が、おすすめです。
簡潔に読みたい方は、「マンガでわかるSDGs」。
SDGsだけでなくもっと環境問題について知りたい方は、「グリーン・ジャイアント」
もしくは、ビル・ゲイツの「地球の未来のため僕が決断したこと」がおすすめです。
「人新世の資本論」も反対側の視点から、とても面白いです。
どの本もとても面白いので、是非読んでみてください。
もし、読む時間がとれない…って人は、耳から聴いて学べるAmazonオーディブルとか使ってサクッと通勤中とかにインプットしてみてもいいと思います。
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