こんにちは!今回は第99回目になります!
今回は、「山奥ニート」やってます。を読んだ感想について書きたいと思います。
みなさん、『「山奥ニート」やってます。』という本、ご存知でしょうか?
著者は、石井あらたさんという方で、山奥でニートをやっている方です。
この本、働きっぱなしの現代人に、とっても突き刺さる本ではないでしょうか。
少なくとも、僕と妻の心にブッ刺さりました。
とはいえ、これからもちゃんと働きますけど、、、(笑)
とにかく、こちらの本がとても面白かったので、今回ブログで書きたいなと思いました。
ぜひ最後までご覧ください。
「山奥ニート」概要
著者はニートを自称していますが、自分の生活に必要なお金は、自分でなんとかしているようです。
とはいえ、定職についていないし、ほとんど働いていないので、ニートと自称しているわけです。
そして、山奥に暮らしています。
だから、山奥ニートです。
筆者が住んでいる山奥は、最寄駅から車で2時間。
徒歩圏内に他に住んでいるのは5人。
そんな限界集落に、平屋建ての木造校舎があります。
そこに15人の若者が暮らしているようです。
全員、元はここに縁もゆかりもなかった人たちで、全国各地から別々に集まってきたようです。
なんか夢がありますね。
僕は小学校の頃、友達と学校に泊まるのが夢だったので(僕だけですか?)
筆者はそんなところで、集団生活をしています。
「山奥ニート」の生活
山奥ニートの生活気になりますよね?
どんな生活をしているのか。
山奥ニートの1日は午前11時から始まるようです。
午前中は、ほぼ就寝時間(笑)
料理は自炊で、15人の誰かが作っているようです。
必要物はアマゾンで送ってきてもらっているようで、それもブログや生放送を見た人が送ってきてくれたりするようです。
そして、各々好きな時間を過ごす。
日が暮れると、また誰かが晩御飯を作ってたりする。
明日の予定も、何一つない生活。起きてから決めるらしいです。
退屈そうかもしれませんね。
でも、みんなで大画面で映画を見たり、ボードゲームしたり、川へ行って泳いだり。
そんなこともしているらしいです。
めっちゃ自由やんか〜(ちょっぴり羨ましい)
「山奥ニート」著者がニートになったきっかけ
意外かもしれませんが、著者は優秀な学生だったようです。
両親は教師でした。
だから、著者も教師になろうとしていたそうです。
教師になるためには、教育実習があります。
筆者としては、ワクワクして臨んだみたいです。
それが最悪だった。
地獄の三週間だったようです。
担当の先生と馬が合わず、良かれと思ったことは全部怒られ、少しのミスで何時間も叱られる。
そんな事態だったため、精神的に病んでしまったようです。
その後、別のアルバイトもするも、失敗の連続。
「自分には働く才能がないんだ。きっと会社に入っても、迷惑をかけるだけだ。それなら、ニートになるしかない」
そう思って、ニートになったようです。
全体的な割合がどうだか分かりませんが、高学歴のニートというのも、一定数いるらしいです。
だから、誰もがニートになる可能性ってあるんじゃないかな、と思います。
むしろ、今まで優秀で通ってきた中で、社会人でいきなりダメと言われると、その落差で結構やられると思います。
僕も、別にそこまで高学歴ではないけれど、なんとなく気持ちは分かる気がします。
最後に
今回は「山奥ニート」について書いてみました。
現代人にとって、予定があるのは当たり前です。
仕事という乗り物に乗って、人生の滑走路を進んでいるような状況とも言うべきでしょうか。
そういえば、誰かがサラリーマンについて、こう語っていました。
「辞令の一言で、住む場所も決められるって、江戸時代みたいだよね」
確かに、そうかも。
もちろん、この家に住め、なんて限定的ではないけれど。
僕は近畿支社に在籍しているので、近畿圏以外には原則住めないんですね。
そう思うと、不自由なのかも。
でも、僕自身は、この不自由さも嫌いじゃないです。
むしろ、逆に自分で選ばないようなところに住めるので、面白いなと思います。
話は戻りますが『「山奥ニート」やってます。」という本、本当に面白かったです。
色々な生き方があるな、と思いました。
今回の記事では触りの部分しか書いていないけど、本では色々なことが書いてありました。
ちなみに、筆者は結婚もしているようです。
え、なんで?気になりますよね?
ぜひ手にとって読んでみてください。
また、以下の記事では、筆者と同じように、アルバイトで失敗を繰り返した僕のことを書いています。
もしかしたら、僕もニートになってたかもな、なんてこの本を読んで思いました。
ぜひあわせて読んでみてください。
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