こんにちは!今回は第107回目になります!
今回は、「本日は、お日柄もよく」という小説について。
みなさん、『本日は、お日柄もよく』という小説、ご存知でしょうか?
著者は、原田マハさん。
2017年には、比嘉愛未さん主演で、ドラマ化した作品です。
今回は、こちらの本について、あらすじと感想・レビューを書いていこうと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
本日は、お日柄もよく|あらすじ
「スープ皿に頭突っこみかけてたわよっ」
こんなフレーズが、1ページ目に出てきます。
どんな場面を想像したでしょうか?
正解は、『結婚式のスピーチ』
理由は、スピーチが激烈に眠気を誘ったから。
この後、実際にスープ皿に頭を突っこみます。
この物語の主人公は、普通のOL、二ノ宮こと葉。
大好きだった幼馴染、今川厚志の結婚披露宴で、スープ皿に頭を突っこむ彼女です。
つまらないスピーチの威力って、半端ないですね、、、
しかし、その後、もう一つのスピーチに出会います。
これが、伝説のスピーチライター久遠久美のスピーチ。
衝撃を受けたこと葉は、久美に弟子入り。
そして、スピーチライターにキャリアチェンジします。
物語の後半では、政治の舞台に。
政治家の息子でもある幼馴染:今川厚志の初選挙を、こと葉はスピーチライターとして関わることになります。
本日は、お日柄もよく|感想・レビュー①
『言葉の力』
『スピーチの力』
普段、何気なく使っている“言葉”は、実はすごいものなんだ。
そう気付かせてくれる作品です。
みなさん、ちなみに心に残っているスピーチってありますか?
有名なところだと、キング牧師とか、スティーブジョブズとか、オバマ大統領とか。
全部、素晴らしいですよね。
スピーチは、人を感動させることができます。
実は僕、「結婚式のスピーチ」、これをやってみたいんですよね。
出来たら友達の結婚式のスピーチやってみたい。
そして、誰かの心に残るスピーチをしたい。
この小説を読んで改めて思いました。
みなさんの中で、スピーチを控えている方、ぜひこの小説を読んでください。
“無難にやり過ごせたらいいや”、そんな気持ちはきっとなくなります。
本日は、お日柄もよく|感想・レビュー②
『話す』とは裏側の『聞く』について。
物語でわずか数ページでしたが、印象に残っているキャラクターがいます。
それは、こと葉のスピーチライターとしてのライバル:和田日間足の師匠、北原正子。
彼女は、お年寄り相手に、リスニングボランティアをしています。
お年寄りの話を「ただひたすら聞く」活動を10年している方です。
「聞くことは、話すことよりもずっとエネルギーがいる」
聞き役に徹底することは、本当に難しいと思います。
僕は、回りくどい話をされると、途中で遮って、「つまりこういうことですか?」なんて言ってしまったりしますね。
でもね、それじゃダメなんだな、って思いました。
話すために、聞くこともやっぱり大事です。
そんな人じゃないと、感動的なスピーチなんて出来ないですよね。
本日は、お日柄もよく|感想・レビュー③
スピーチライターという仕事について。
とっても素敵な仕事だなと思いました。
僕自身、文章を書くのが大好きです。
これは、ブログを始めてから気づいたことでした。
こと葉は、製菓会社のOLを辞めて、スピーチライターを生業とします。
この決断、羨ましい!
本当に、羨ましい。
自分の手がけたスピーチが、誰かの心を動かせたらどんなに素晴らしいことだろうか。
今、31歳ですが、こんな職業につけたら幸せだろうな、と思いました。
正直、自信はないし、今の安定した生活を捨てる覚悟もありません。
僕の会社の同期に、会社を辞めて、夢だった広告代理店に契約社員として就職した人がいます。
そんな行動力がある人を見ると、すごいなぁ、羨ましいな、と思っちゃいますね。
ちなみに、その同期の話は、以下の記事で書いているので、また読んでみてください。
最後に
とにかく、「言葉って本当に素晴らしいものなんだな」って最近よく思います。
特にブログを始めてから。
文章を書くことを、人より多く作業しているわけですが、これが本当に難しい。
でもね、同時に、本当にとても面白いです。
僕の文章、みなさん、どうでしょうか?
読みやすいですか?
うまく伝わってますか?
どんな風に感じていますか?
もしよかったら、コメントなどで教えてください。
よろしくお願いします。
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