Vol.130 映画『正欲』|朝井リョウ著の原作小説のあらすじを解説!!

正欲 原作 あらすじ 小説レビュー

※この記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは!今回は第130回目になります!

朝井リョウさん著『正欲』が2023年秋に映画化されるようです。

そのため、今回は、『正欲』の原作小説のあらすじを解説していきたいと思います。

映画を楽しみにしている人!

原作はどんなものか気になりませんか?

現在(23年7月)公開されているキャストとともに、ご紹介します。

それでは、ぜひ最後までご覧ください。

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『正欲』|主な登場人物/キャスト

『正欲』|主な登場人物/キャスト
公式HPより引用

寺井啓喜(てらい・ひろき)…稲垣吾郎

『正欲』|主な登場人物/キャスト

https://www.fashion-press.net/news/93269 より引用

横浜検察庁に務める検察官。

小学校不登校の息子を持つ。

息子が、世間から断絶されてしまう可能性を恐れている。

桐生夏月(きりゅう・なつき)…新垣結衣

『正欲』|主な登場人物/キャスト

https://www.fashion-press.net/news/93269 より引用

岡山のショッピングモールの寝具店で働く契約社員。

特殊性癖を持ち、そのことを世間に隠して生きている。

周りと関わることが苦手。

佐々木佳道(ささき・よしみち) …磯村勇斗

『正欲』|主な登場人物/キャスト

https://www.fashion-press.net/news/93269 より引用

夏月の中学時代の同級生。

夏月と同じ性癖を持ち、それを共有する。

のちに、夏月と手を組む。

諸橋大也(もろはし・だいや)…佐藤寛太

『正欲』|主な登場人物/キャスト

https://www.fashion-press.net/news/93269 より引用


ダンスサークルに所属する大学生。

準ミスターに選ばれるほどの容姿を持つ。

誰にも心を開かずに日々を過ごす。

神戸八重子(かんべ・やえこ)…東野絢香

『正欲』|主な登場人物/キャスト
https://www.fashion-press.net/news/93269 より引用

大也と同じ大学に通う大学生。

学祭実行委員として『ダイバーシティフェス』を取り仕切る。

大也に対して、密かに好意を寄せる。

『正欲』|原作小説あらすじ

『正欲』|原作小説あらすじ
公式HPから引用

『正欲』は、さまざまな人の視点から、3つの異なるストーリーが描かれています。

まずは、寺井啓喜(役:稲垣吾郎)から。

彼の息子泰希が、不登校という状況下から物語は始まります。

検事という職業柄、彼は知っているのです。

事件を起こす人物のほとんどが、社会のルールから逸れた者たちであることを。

息子には、学校生活に戻ってほしい。

しかし、息子は学校に戻ることなく、ユーチューバーとして活動を開始していきます。

続いて、桐生夏月(役:新垣結衣)。

彼女は、ショッピングモールにある寝具屋で働く契約社員です。

特殊な性癖を持ち、世間から理解されないことを自覚しているため、人とはあまり関らずに生きてきました。

しかし、偶然にも同級生である西山修・亜衣子夫妻と出会い、同窓会に誘われます。

そして、佐々木佳道(役:磯村勇斗)と再会。

夏月と佳道は、中学生の頃、お互いの性癖に関する秘密を共有しています。

同窓会ののち、彼らは世間から外れる者同士、協力しながら生きていきます。

そして、学祭実行委員であり、大学生の神戸八重子(役:東野絢香)。

彼女の目標は、「ミスコンの廃止」。

諸橋大也(役:佐藤寛太)が所属するダンスサークルを目玉企画として、『ダイバーシティフェス』を計画します。

八重子は、大也に好意を抱きますが、なかなかうまく進みません。

それは、大也がある秘密を抱えているから。

以上、異なる3つのストーリー。

しかし、物語はやがて『児童ポルノ摘発』という一つの事件に、繋がっていきます。

『正欲』|原作小説レビュー

『正欲』|原作小説レビュー
公式HPから引用

原作小説のレビューを、僕なりに書かせていただきます。

この小説のテーマ、『ダイバーシティ』について。

昨今、LGBTQなどが話題になり、性に対する理解は、進んできていると思います。

同性同士の恋愛は、“気持ち悪い”という風潮よりも、微笑ましい。

象徴するかのように、「おっさんずラブ」の大ブームがありました。

多くの人が、同性愛に対して、受け入れられています。

しかし、この小説で描かれているのは、LGBTを超えた性に対して。

この小説では、性の対象が、「ヒトではなく、別の物体である」人物が描かれています。

実際の世の中にいるかどうかは分かりません。

あくまで小説の中の話なのかもしれません。

けれども、僕らが想像もできないような性癖を持つ人が、もしかしたらいるのかもしれない。

そう思うだけで、まるで、正面からの攻撃に対して待ち構えていたのに、横っ腹を弾丸で撃ち抜かれるような。

そんな感覚になりました。

朝井リョウ著『正欲』は、まさに超衝撃作です。

この超衝撃作が、映画でどう表現されるのか。

映画の公開が待ち遠しいですね。

まだ原作小説を読んでいない方!

小説を読んでみてください。

この衝撃を、本で味わってほしいです。

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この記事を書いた人
komo

ちょっぴり繊細長女・マイウェイ次女・甘えん坊ベイビー長男・石橋を叩き気味な妻と暮らす32歳会社員👨
そんな私の毎日をブログで発信中。
自分の不器用さに呆れながらも、なんとか日々平凡な暮らしをしています。
小説を読むのが好き📕
2025年4月まで育休予定🧑‍🍼

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