こんにちは!今回は第120回目になります!
今回、友達と会うと疲れる人へ、一冊の本を紹介します。
「繊細さんの本」という本です。
著者は、HSP専門カウンセラーの武田友紀さん。
この本は、「繊細でストレスを感じやすい人が、繊細な感性を大切にしたまま、ラクに生きる方法」について書かれた本です。
“友達と会うと疲れる人“は、繊細でストレスを感じやすい人ではないでしょうか?
今回の記事では、“友達と会うと疲れる人“=“繊細でストレスを感じやすい人”と仮定し、先ほどご紹介した「繊細さんの本」を要約することで、有益な情報を提供していきます。
皆さんの悩みが、少しでも解決出来れば幸いです。
是非、最後までご覧ください。
繊細さんとは?
“友達と会うと疲れる人“は、もしかしたら、繊細さんなのかもしれません。
皆さん、HSP(Highly Sensitive Person)という言葉、聞いたことございますか?
日本語では、「敏感すぎる人」「とても敏感な人」などと訳されているようです。
HSPのことを、著者である武田友紀さんは、親しみを込めて「繊細さん」と呼んでいます。
「職場で機嫌の悪い人がいると気になる」
「人と長時間一緒にいると、疲れてしまう」
「小さなミスに気づいて仕事に時間がかかる」
そんな人たちですね。
友達と会うと疲れる人も該当するかと思います。
著書によれば、「生まれつき繊細な人」は5人に1人(結構多いですね!)
ここで大事なのが、“生まれつき”という部分。
「性格」じゃないそうです。
繊細さんの「感じやすい」気質は、長らく個人の「性格」によるものだと誤解されていたようです(僕も誤解していました)
でも、生まれつき背の高い人がいるように、「生まれつき繊細な人」がいることが明らかになったようです。
繊細さんの特徴は、「感じる力が強い」ということ。
そのため、「上司の機嫌が悪いと緊張する」「他人の仕事が雑に見える」なんて気づいちゃったりする。
結果、しんどくなっちゃうようです。
だからこそ、繊細さんに必要なのは、「気にしない」という言葉ではありません。
“気づいたことにどう対処したらいいか”
といった具体的な方法が必要、ということです。
本にいくつか解決方法があったので、今回は2つ紹介します。
簡単な頼み事から始めてみる
繊細さんは、“人に頼み事をする”ということが苦手なのではないでしょうか?
「相手のことを考えるとなかなか頼れない」なんて、人も多いと思います。
皆さん、いかがでしょうか?
「迷っているのに、道が聞けない…」なんて経験ありませんか?
でも、毎日健やかに過ごすためには、人に頼ることも大切だったりします。
なので、著者はこの本で、“人に頼る発想を持とう”と投げかけています。
「いきなりは無理…」という方、最初からハードな頼み事は難しいですよね。
だから、“ちょっとしたことを軽く頼む”練習から始めてみませんか?
まずは、確実に応えてくれそうな人に頼んでみる。
例えば、百貨店の受付の人に、「インテリアって何階ですか?」と聞いてみるとか。
絶対に優しく教えてくれますね。
こうして、“助けてもらうこと”を積み重ねて、「頼ってもいいんだ」という感覚を養っていくことが、後々大きな頼み事をする時に、役立っていくそうです。
家庭では、「お醤油取って」から始めてみましょう!
「相手を助けているのに報われない」と思ったら
繊細さんの中で、「相手を助けているのに報われない」と経験した人は、多いのではないでしょうか?
心優しく、困った人がいたらほっとけない。
そんな繊細さんの中には、“相手を助けすぎるゆえのトラブル”を抱える人もいるようです。
繊細さんは、周囲の状況を細やかに感じとります。
そして、相手が「このままじゃ危ない」と自覚するよりも早く、相手の危機に気づくのです。
気づくのが早いからこそ、助けるタイミングも早い。
明確にSOSが出ていないのに、助けてしまう場合も多いのではないでしょうか?
助けている側の繊細さんからすれば、「あなたが大変そうだったから手伝った」という立場です。
でも、相手からすれば、「頼んでもないのに…!」といったケースもあります。
悪い場合には、手伝った結果責任を負わされたり、自分自身の負担が増えてしまったり。。。
だからこそ、「繊細さんが動くのは、相手がはっきり言葉で頼まれてから」で大丈夫です。
相手に気にかけつつそばにいると、面白いことに、相手からポツリポツリと悩みを話し始めるようです。
その時に初めて手伝ってあげてください。
最後に
今回は、「繊細さんの本」について、書いてみました。
“友達と会うと疲れる”という方、本当に多いと思います。
それは、皆さんが、「繊細さん」だからかもしれません。
色々と気を遣えるからこそ、しんどくなっていくと思います。
今回ご紹介した本は、「繊細さん」について書かれた本なので、きっと皆さんの役に立つものが記載されています。
ぜひ、手に取って読んでみてください。
また、どうしても“人間関係がしんどい”と思う方。
自分ひとりで悩まないでくださいね。
カウンセリングという方法もありますので。
身近な人よりも、他人の方が話しやすかったりするので、ぜひ悩みを抱えている方は、活用してみてください。
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