こんにちは!今回は第49回目になります!
今回は、「分かりやすい文章の書き方」について書きたいと思います。
皆さん、「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。という本をご存知ですか?
10万部を突破したベストセラーです。
こちらの本では、「文章の書き方」で大切な40個のルールがランキング形式で紹介されています。
今回はこちらの中から「本当に大切な7つのルール」を紹介します。
メールやビジネス文書、SNSなど、文章を書く場面は様々です。
ぜひ、最後までご覧ください!
文章はシンプルに
シンプルに書くとは、「なくても意味が通じる言葉を削る」ということです。
シンプルに書く理由は2つあります。
①内容が伝わりやすくなること
たしかに、ダラダラと長い文章は、読み手も大変ですよね。
また、主語と述語が近づくので、事実関係がはっきりするというメリットもあるようです。
②リズムが良くなる
1文を短くするとリズム感が生まれるようです。
例えばこんな感じです。
- 新型コロナウィルスというものは→新型コロナウィルスは
- 世界中の至るところすべてで→世界中で
- とても大きな被害が発生する状況が続いているのです→大きな被害が出ています
とてもスッキリしますよね。
伝わる文章には「型」がある
型とは、文章の流れを示すパターンです。
頭に浮かんだものを浮かんだ順番で書くより、型に合わせて書く方が、分かりやすい文章になります。
代表的なものが、以下の3つです。
- 逆三角形型…「結論→説明」 結論を先に述べる。新聞やビジネス文書向き
- PREP法…「結論→理由→具体例→結論」 結論を述べた後、結論に至った理由と具体例を述べる。ビジネス文書向き
- 三段型…「序論→本論→結論」 結論を最後に述べる。論文向き
僕は普段サラリーマンです。
「結論から先に話せ!」と今でもよく叱られます、、、
文章だけでなく、口頭の報告でも、使える型だと思います。
使えてない僕が言うのもなんですが…(笑)
文章も「見た目」が大事
文章の見た目を整えると、読みやすさがアップします。
ポイントの1つが、「ひらがなと漢字の使い分け」です。
例にしますとこんな感じ。
- ①仕事が出来る人程見た目に拘ると言いますが、文章も似ています。
- ②仕事ができる人ほど見た目にこだわるといいますが、文章も似ています。
- ③しごとができる人ほどみためにこだわるといいますが、ぶんしょうもにています。
いかがでしょうか?
バランスがいいのは、②ですよね?
ひらがなと漢字の割合は、「ひらがな7、8割」「漢字2、3割」が一つの目安になるようです。
昔、賢そうに思われたくて、漢字ばかり使っていたことがあります。
所謂とか、兎に角とか。
あれは見づらい文章にしていただけだったな、と反省します、、、
文章は必ず推敲する
文章は、必ず読み返した方がいいです。
最初に書いた文章って、誤字脱字があったり、そもそも読みにくかったり。
勢いで書いているので、破茶滅茶なことも多いです。
僕も必ず、読み返します。
読み返してそのレベルか、、、と言われそうですが、、、
本では、時間を置いて見直したり、プリントアウトして読み直したりする方法が紹介されていました。
僕は、ブログをiPadで書いていますが、スマホで必ず読み返しますね。
たまに、投稿前に妻に読んでもらうこともあります。
他人の目から見てもらうと、自分では気づけなかった修正点を発見できます。
「わかりやすい言葉」を選ぶ
福沢諭吉は、分かりやすい文章を書く人だったようです。
その理由として、「自分が普段から使っている言葉」を多用していたようです。
文の中に、分からない言葉が1つあるだけで、躓きますよね。
出来るだけ、やさしい言葉を選びましょう。
比喩・たとえ話を積極的に使う
比喩とは、「他のものに例えて表現する」ことです。
比喩を使うと、分かりやすくなったり、イメージしやすくなったりします。
例えば、擬人法。
「とても強い風が吹いている。」よりも、「唸るような強い風が吹いている。」の方が、イメージしやすいですよね?
他にも、直喩などがあります。
「まるで〇〇のような」「〇〇みたいな」と、使われます。
接続詞を「正しく」使う
接続詞を正しく使うと、前後の文の関係性がはっきりします。
接続詞の役割は、「車のウィンカー」のようです。
読み手に、さりげなく行き先を教えてくれます。
しかし、接続詞が多いと、文章の勢いを遮ってしまうこともあるようです。
必要のない接続詞は、削ってもいいようです。
ただし、逆接の場合は、削除すると、前後のつながりが見えなくなってしまうため、あった方がいいようです。
最後に
今回は「分かりやすい文章の書き方」について書いてみました。
いかがだったでしょうか?
今回、紹介したのは、40個のルールのうち、たった7つだけです。
それでも、7つマスターできれば、とっても書くのが上手な人になれると思います。
他の33個のルールについては、ぜひ本を手にとってみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント