こんにちは!今回は第82回目になります!
今回は、「運の悪い人へ」といったテーマで書きたいと思います。
みなさん、運についてどのように考えますか?
自分は不運な人間だ。
なんて思う人も多いと思います。
今回、「自分は運の悪い」と考える人へ、「こんな考え方もあるよ!」といったものをご紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
運は『いい』か『悪い』で表現するものではない
喜多川泰さんの「運転者」という本をご存知でしょうか?
こちらに、このように書いてありました。
運は〈いい〉か〈悪い〉で表現するものじゃないんですよ。〈使う〉〈貯める〉で表現するものなんです。 先に〈貯める〉があって、ある程度貯まったら〈使う〉ができる。運は後払いです。何もしてないのにいいことが起こったりしないんです。周囲から〈運がいい〉と思われている人は、貯まったから使っただけです。
イメージとしては、ポイントカードのようなものだと書いてありました。
ポイントカードも貯まったから使える。
ポイントも貯まっていないのに、使えることもないですよね。
運も同じで、貯まったら使える、といった具合だそうです。
この本に書いてある内容ではありませんが、お金持ちは、寄附することが多いらしいです。
お金持ちだから寄附するんだろ!
そういう意見もあると思うのですが、これは逆で「寄附するような人間だからお金持ちになれた」というものらしいです。
話は逸れますが、この「運転者」という本、物語調でとても読みやすくて面白かったです。
おすすめですよ〜
もっと悪いことからの回避だったのかも
『あるラバイの最悪で最良の災難』というお話ご存知ですか?
ユダヤ人の哲学書である“タルムード”の中にある話です。
ちなみに、ラバイというのはユダヤ教の指導者のことです。
話の内容を抜粋して記述します。
『あるラバイの最悪で最良の災難』
あるラバイが旅をしていた。
犬と羊を連れ、聖書を読むためのランプを持っていた。
日も暮れたので、納屋に泊まることにした。
そこで、ランプを灯して聖書を読もうとしたら、オイル切れでフッと消えてしまった。
仕方ないので早めに寝ることにした。
その夜は本当に悪いことが重なった。
連れていた犬が毒虫に噛まれて死んだ。
つぎにオオカミが来て、羊も食べ殺された。
朝になって、ラバイは空腹のまま出発した。
乳をくれていた頼りの羊ももういない。
少し歩いて、ある村の近くに来ると、ラバイは異様な気配に気づいた。
人影が全くない。
よく見ると、あちこちで村人が殺戮されていた。
前の晩に盗賊がやってきて村を襲い、村人を皆殺し、金品を奪っていった。
彼は恐ろしさに震えた。
もしランプが消えていなければ、盗賊に見つかっていたはずだ。
犬が生きていたら、キャンキャン吠えて、やはり見つかっていた。
羊も騒いで音を立てたに違いない。
すべてを失ったからこそ、自分は助かったのだと。
いかがでしょうか?
最悪だと思ったことが、意外といい結果につながることもあると思います。
例えば、志望校に落ちた結果、他の学校に行くことになったけど、将来の夢を見つけられた、一緒の友達に出会えた。
なんて、人も多いと思います。
実生活なんかでは、事故渋滞でイライラしても、巻き込まれなくてよかったー、なんて思う方が幸せですよね。
この考え方は、「最悪や…」と1日に何度も繰り返す日常から、解放されるかもしれませんね。
ちなみに、これは昔から僕の母が言っていました。
もちろん、タルムードのこんな小話なんて知るはずもないんですけどね。
うちの母もたまには良いこと言います。
最後に
今回は「運」について書いてみました。
いかがだったでしょうか?
不運だなと思ったことが、その後のいい結果につながることもあるし、逆も然りです。
僕は中学受験で第一志望に合格しましたが、男子校で中学高校過ごしました(笑)
共学に行けばよかった…!と中2くらいに気付きましたが、もう遅かったですね😂
まあでも、中学高校もそれなりに楽しかったし、何より今が幸せなので、よかったと思います。
他にも運について考える上では、本田健さんの「大富豪からの教え」という本もおすすめです。
もしよかったら手に取ってご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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