こんにちは!
今回は、「北欧こじらせ日記/フィンランド1年生編」という本について書いていこうと思います。
著者は、フィンランド在住の日本人である週末北欧部chikaさん。
北欧こじらせ日記は、シリーズもので、「フィンランド1年生編」は、シリーズ第3弾。
週末北欧部chikaさんが、寿司職人として、フィンランドに移住した話を書いた本です。
この本で描かれる、フィンランドで出会った人々がとっても素敵!
日本とはかなり違うマインドで、
「あぁ、なるほどな、そんな考え方もあるよな…!」
なんて、本を通じて、新たな価値観に触れることができます!
生き方に迷うすべての人に読んでほしいコミックエッセイです。
今回の記事では、この本のレビューについて書いていきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
週末北欧部chikaさんについて
まず著者の“週末北欧部chika”さんについて書いていこうと思います。
20歳の時に初めて1人でフィンランドに訪れたそうです。
そこで、フィンランドに一目惚れ。
以来、13年以上フィンランドに通い詰めたようです。
会社員生活のかたわら東京で3年間寿司修行。
そして、2022年ついにフィンランドで寿司職人となりました。
北欧こじらせ日記/フィンランド1年生編 あらすじ
冒頭にも書きましたが、「北欧こじらせ日記/フィンランド1年生編」は、
寿司職人としてフィンランドに移住した話です。
この本で書かれていることは、ざっくり以下のこと。
- 新たに知ったフィンランドの魅力
- 温かな人々との出会い
- 自分らしい道を模索する姿勢
- 夢を叶えた先で待っていた現実と未来
最終章では、移住1年目にして、突然職場が倒産してしまいます。
著者であるchikaさんは、いろいろな葛藤がありながら、最終的にジョブチェンジをして、夢を追い続けます。
まさに、ジェットコースターのような激動の1年。
chikaさんの夢を追い続ける姿は、とっても励みになりました。
次章では、本に書かれている内容について触れていきたいと思います。
北欧こじらせ日記/フィンランド1年生編 名言
この本は、とにかく名言のオンパレード。
フィンランドに住む人々にとっては、普通の考え方かもしれないけど、
日本人である著者にとっては新鮮で驚きの連続だったようです。
それでは、この名言だらけの本から厳選して3つ紹介します。
仕事はあくまで“パートオブライフ”
初めてオーナーシェフとランチしていた時のこと。
日本での働き方(長時間労働)を話すと、とても驚いたようです。
そこで、オーナーは、こう言っていました。
仕事は、“人生の一部”だ。僕にとって一番大事なのは、一度しかない自分の生活そのものだよ。
そして、著者にこう尋ねました。
フィンランドで仕事以外にしたいことは何なの?
著者が「いろんな絵を描いてみたいのと、お菓子も学びたいです!」
と、答えると、
「いいね!絶対やろう!」
と、答えてくれたそう。
みなさん、いかがでしょうか?
仕事ばかりで生活を蔑ろにしてはないでしょうか?
そう思う方は、ちょっと見直してもいいかもしれませんね。
好きでいられる範囲
シェフの休退職が重なり、残ったメンバーの長時間労働が長く続いた頃、
メンバーの1人がこう言ったようです。
「僕はたしかにシェフの仕事は好きだけど、こんな働き方を許容できるほどは好きじゃない」
著者は、「好きなら、どこまでもやれるはず」
「自分が好きでやってるんだから」
そんな風に思ってたけど、「どんなに好きでも“好きでいられる範囲”がある」
ということにハッと気づいたそう。
日本では、“やりがい搾取”とかで、特定の職種の長時間労働が問題になっていますよね?
そんな時、「好きでやってるのに文句言うな!」なんて風潮もあります。
けど、やっぱり限界はあると思う。
ちなみに著者は、その影響を受けて、正社員から週3パートタイマーにチェンジしたそうです。
なかなか、勇気ある行動ですよね。
著者はこう書き記しています。
“雇用者として週5働く”長らく続けてきた自分の中の「当たり前バス」から飛び降りた瞬間だった。(中略)“当たり前”だと思っていたことから外れるのは怖い。それはまるで“走っているバス”から自分で飛び降りるような怖さで… けれど…勇気を出して踏み出した先は、思っていたよりも温かかった。私はもっと、自分に正直に…自分のために生きても良かったんだ。ゆっくりと、自分のペースで。
It is what it is.
It is what it is.
オーナーシェフや同僚がよく使う言葉だったそうです。
みなさんこの言葉知っていますか?
英語が得意な人は、知っているかもしれないけど、
「仕方がない」とか「成るようにしかならない」とか言った意味だそう(ちなみに、僕は知らなかった)
クヨクヨしたり、時にめっちゃくちゃ自己嫌悪に陥ることもあるけど、
物事はなるようにしかならない。
そう思うと、ダメな自分を許せたりするかもしれないですね。
最後に
今回は、「北欧こじらせ日記/フィンランド1年生編」について書いてみました。
この本は、コミックエッセイになっています。
なので、読書が苦手な方でも、サクッと読めちゃいます。
今回は、主に仕事に関することをブログに書きましたが、本ではフィンランドのスポットや料理なんかも紹介されています。
この本を読むと、フィンランドに行きたくなる!
というかめちゃくちゃ行きたい。
ということで、6月に家族で旅行しようと計画を立てています。
また、行きましたら、ブログで紹介させていただきます。
ちなみに、香港マカオへは行きましたので、もし良かったらその旅行記をあわせて読んでみてください。
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